ショパンを弾かせたい！
譜読み、テクニック、感性
指導には３つの柱がある
わからないことをなくす
アクセス
教室所在地：
石井第1ピアノ教室
神奈川県大和市南林間1-4-2
ライオンズステーションプラザ203
最寄駅：
小田急江ノ島線 南林間駅より徒歩3分(270m) 鶴間駅より徒歩6分(500m) 中央林間駅より徒歩20分(1.7km) つきみ野駅より徒歩30分(2.5km)
駐車場：
教室 (マンション) の隣に20台程のコインパーキングがあります。
メール：
ピアノを始める時の教本はいったい何を使うのか？ということを考えると、さまざまな教材がありますが、たくさんの玉石混交の教材の中での選択はとても重要になります。ピアノを弾くには大きく３つの訓練が必要で、そのひとつには楽譜を見て理解して鍵盤に自分の手を当てはめるという、絶対的に必要なことがあります。この楽譜を見て理解して鍵盤に自分の手を当てはめるということが訓練されていない場合には、多くの場合、わりあいと初期の段階でつまづくことが多く、俗に言う耳で聴いて弾くというそれらしいことで、このことが軽く考えられているようですが、耳で聴いて弾くことも確かに大切なことですが、楽譜を見て理解して鍵盤に自分の手を当てはめて弾けることは、ピアノの大きな部分であり実力の大きな力の蓄積となることは間違いのないことです。たとえば、極端に言えば、ショパンのそれなりの曲になれば、それを楽譜を見ないで聴いただけで弾ける人は日本人の中にいません。世界の中にもいないでしょう。このことからもいかに楽譜を正しく見ることができるかが大切だということがわかると思います。
※耳の能力はソルフェージュや暗譜能力を高めます。
ピアノの場合の土台とは何かと考える場合、その一つ目は楽譜を読んで手に当てはめるという譜読みであり、2つ目は指が鍵盤を動かすことを表すタッチと呼ばれる事で、奏法の中心となるべき重要なものです。 このタッチの良さこそ、ピアノの上手さとイコールなものであり、良い指導とはこのタッチの良さを教えるということでもあると言って過言ではありません。タッチの良さは、指の形、動き、速さ、強さ、手首の動き、腕や肩に至るまでの奏法の総合的な意味で使われる言葉です。タッチの良さは演奏技術に大きく関わり、タッチの良さ無くして優れた演奏技術も無いという密接な関係にあります。ショパンの有名な幻想即興曲や英雄ポロネーズなど多くの名曲を弾くにはタッチの良さ、すなわち演奏技術＝テクニックが発達していなければ弾けないということになります。テクニックの土台の確立、発達こそ2つ目の大きな柱となります。
第1の柱、譜読み、第2の柱、テクニック、そしてピアノの第3の柱は感性の表現です。最終的にはこの感性の表現が最も重要なことになりますが、ピアノは楽器ですので、やはり楽器を扱うという技術的なことをマスターする習得をせずに感性の表現というのもどうかとは思います。ですので譜読みやテクニックを総合的に習得していきながら、最終の仕上げとしては感性の表現に行き着いていくということになります。さて、ではいったい感性の表現とは何でしょうか？感性というのは、それぞれの生徒さんがひとりひとり持っているものですが、先生として感性の表現を教えるという場合は、そのひとりひとりが持っている感性を引き出すこと、そしてそれを良い形に整えることです。どのようなものにもデザインがあります。これはピアノの場合の表現も同じで、生徒さんが表現している感性をより良くデザインしていくことが先生の役割となります。たとえば、料理の味付けを最終的に整えるとかと同じことです。そしてその味を一流料亭のように絶品に仕上げることです。しかし、音楽のデザインは形だけではありません。常に感情ということと並行に進まなくてはなりません。この感情の豊かさを出しつつ形をデザインする。まさに音楽の場合はこの２面が全く同時に同等に重要になります。感性の表現とはまさしく奥の深いものでこれが正しいという絶対的なものはありません。
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